サーフィン入門豆知識

ウィンドサーフィン

 

 

 

サーフィンは高くうねった波に乗るマリンスポーツです。それに対して、ウィンドサーフィンは風を受けて波間を滑るスポーツです。ヨットとサーフィンを組み合わせたものと言えるでしょう。

 

 

風を受ける部分をセイルと言います。ウィンドサーフィンは1967年に発明されました。当時の呼び名はボードセイリングでしたが、その後ウィンドサーフィンが正式名称となりました。
ボード上で接続したリグを立てて、そこにつけたセイルが風を受けます。風の強さによって、かなりのスピードが出ます。理屈上は、セイルの風圧中心とボードの側圧中心が垂直になると、直進することになります。

 

 

方向転換は、その中心位置を変えることによって可能となります。ボードの幅は1m程度、長さは3m程度です。もちろん、それらのサイズは風と波の状況に合わせて、組み合わせます。中級者以上のテクニックを持っていれば、時速50km以上のスピードを出せるようです。世界のトッププロの最高記録は時速76kmでした。

 

 

オリンピックの種目としても登録されています。オリンピックで行われる場合は、競技者全員が同じメーカーの同じ製品を使用することになっています。道具が違えば、成績が大きく変わるからでしょうか。

 

 

ウィンドサーフィンを見ていると、なかなか気持ちよさそうですね。サーフィンの場合は波が高くないとだめですが、ウィンドサーフィンなら風があればいいのです。海にはたいていの場合風がありますから、いつでも楽しむことができるのです。